肝臓の数値γGTP・ALPとは

γGTPとは、肝機能障害や胆管の障害を検査してわかる数値です。

 

たんぱく質を分解するための酵素で、人体のあちこちに存在していますが、健康診断などでは肝臓や胆管についての検査目的で調べられます。

 

子供が一番低く、次に低いのが女性、最も高いのが男性というのが一般的です。基準値は男性が60IU/L、女性が40IU/Lとされています。

 

γGTPの数値はよくお酒を飲む人が高い数値を出していることが多いのですが、すでに肝機能障害を起こしている場合にはアルコールが原因とは限りません。

 

睡眠剤や精神安定剤を服用している人も、γGTPの数値が高くなることがあるそうです。一方、ALPは、アルカリフォスファターゼという物質です。

 

肝臓や胆管の病気を知る以外にも、骨に関わる病気を検査するときに用いられる数値です。基準値は70〜250IU/Lで、男性よりも女性が1割から2割程度高いのが一般的です。

 

血液型によっても違いが出てくることがあるのも、特徴的です。検査法によって基準値が変わるという性質もあり、別の病院で検査をしたときにはどの検査法で測定したかを確認しておくことが大切です。

 

肝臓の病気や胆管の病気のほか、骨の生成が活発になるようなくる病や悪性腫瘍になるとALPの数値が高くなってきます。肝臓由来のALPだと肝臓を患っている確率が高くなり、別の臓器からのALPの数値が高いとなればその臓器由来の病気という確率が高くなります。

 

このように、検査によってわかる肝臓の異常が発見されたら、ただちに病院に相談に行くことをおすすめします。早めに治療を開始すれば、悪化を防ぐことができるかもしれません。